COVID-19余波で突然やらざるを得ない状況に追い込まれた“離れた場所での管理”業務。この課題に対し暗中模索が続いているのではないでしょうか?
弊社では、幸いにも以前より“離れた現場での管理”オペレーションは実施していました。
離れた現場…とは私が滅多に現場に行かずにプロジェクトを管理・コントロールしている環境です。基本的には、チャットやメールでコミュニケーションを維持し、適宜Web会議を実施し維持・運営しています。
離れた環境で困る点は「相手が何をしているかわからない」「困っていることが肌で感じられないからフォローが遅れる」「本当に作業をしているのか不安」という、疑心暗鬼の心ではないでしょうか。
実際私もそうなのですが、メッセージを送っても返事がないとやはり不安になったりします。
しかし、振り返れば普段接して作業をしていた際にも「報告が遅い」「作業はしているが、進捗が上がらない」等々は有ったはずです。その時は、きっとそばにいって「どう?」と声をかけているかと思います。
チャットなどで「どんな感じ?」と軽く問いかけるのと違いはそんなにないのではないかと私は思います。そう、軽い“感じでの問い掛け”これが大切なのではないでしょうか?逆にこれを細かい問い掛け文章にし、メールやチャットで送ると、相手は見えないプレッシャーが来たと感じてしまうので、逆効果を招きかねませんので注意が必要です。
さて、見えない現場・離れた現場でも、往々にして現場の方々が困る時期、タイミング、困る点はほぼ同じかと思います。その想定の元、早い時期からユーザ側と折衝を行い調整も終わらせておくと、いざ現場からアラートが来てもこちらもイライラせずに笑って対応フォローができるのではないでしょうか。
何事も経験則からと言いますが、今の様な機会に先々を鑑みて色々な手法を試しておくのも大切な視座ではないかと思います。
艱難危急の状況下故、プロジェクトがよれたり詰まったり各種のお困りごとなどありましたらお気軽にご相談ください。こういった時だからこそ互いに良い知恵を出し合えればまさに災い転じて…につながるかもしれません。
まだまだと続く自粛、自己防衛、リモート環境ですが、是非一緒に乗り切り、一歩進化したプロジェクト推進を目指したいと思うところです。
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