昨年は様々なチームとビジネスをさせていただいた一年でした。
そこで感じたことをコラムに残したいと思います。
皆様に共感いただける内容かは不明ですが…。
日本人だけのチームでは、仲間意識が高く、意見の突出やぶつかり合いは基本無い状態…と言えるのではないかと思います。
ところが、米国チームとのビジネスになりますと、団結力の考え方に違があり、真正面から意見を戦わせる姿を垣間見ます。そこではポジションもあまり関係ない…そのような印象を感じます。
その様な姿を目の当たりにし、既に出典元失念してしまってますが昔目にしたとある記事を思い出しました。
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日本では、一緒に遊びたい時に”混ぜて”と口にした遠い記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
混ぜるという動詞は英語では”ミックス”。これは、もともと液体を一緒にするときの言葉です。
欧米では、仲間に入れてほしい時には”ジョインする”と表現します。つまり混ざるのではなくつながるを意味します。
日本は、液体の社会で、欧米では固体の社会を象徴するように感じられます。
日本では個人がリキッド、つまり流動的で混然一体になりたいという欲求を社会本能的に持っているのではないでしょうか。
欧米では、個人はソリッドだから、けっして混ざらない。どんなに集まっても、必ずパーツとして独立している…といった感覚なのではないでしょうか。
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当時は「なるほど」と感じただけでしたが、実際に経験して、さらに「納得感」がわきました。
日本チームの仲間意識は確かに高いですが、なかなか個々の意見が出てこないのが実態。Z世代と言われる時代になっても、昭和の頃とあまり変化ないように感じられるのが正直なところ。
欧米の方々は、間違っていると思った際は勿論のこと、よりよい方法に対しての意見は見事なまでに直球・ストレートに発言されます。それに伴い課題はブラッシュアップされ、より議論が深まるのではないかと感じました。
どうしても日本人は、最初は一歩を踏み出すのではなく、引くところから入る方が多いように感じます。とは言いながら、こちらから話を突っ込むと、実は回答はすぐ出てくることが多いのは見どころが有りと感じます。
いずれにせよチームコントロールというものはやはり難しい分野ですね。
私もますます精進してよりよい環境構築に貢献できるようにしていきたく思います。
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